2025年01月01日

フローリングがペットにとってよくないなのはなぜ?フローリングの滑り止め対策とは

フローリングに伏せる犬

家の床材がフローリングというお宅も多いと思いますが、実はフローリングは犬や猫などのペットによくない場合があることをご存じですか?フローリングは滑りやすいため、ペットの健康と安全を考えると問題が多いのです。では、ペットが安心して過ごすためにはどのような対策を行えばよいのでしょうか?もっとも大事なのは、滑り止め対策を行うことです。

この記事では、なぜフローリングはペットにとってよくないのか、フローリングの滑り止め対策などについて解説します。フローリングの床が滑るのでペットが走りにくそう、ペットの身体が心配という方は、この記事を読んで対策について検討してみてください。

フローリングがペットにダメなのはなぜ?

フローリングがペットによくないのは、滑りやすいため危険なこと、ペットの身体に負担がかかること、衛生面の問題などのいくつかの理由があります。ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。

滑りやすく危険

ペットには思う存分走り回ったり遊んだりして、自由に過ごしてほしいですよね。犬や猫にとって、走ったり跳ねまわったりすることは、ストレス発散のために大事なことです。

しかし、フローリングはつるつるで滑ることが多くペットが走り回る際に不安定になるため、危険がともないます。たとえば、ジャンプした際に滑りやすいフローリングで着地に失敗し転倒する、ブレーキがきかず壁に激突するなどという事故が起こりやすくなります。とくに、子犬や子猫の場合、まだ足腰が発達していないので転倒やけがをしてしまうことが多いのです。

このように、つるつるのフローリングはペットにとって滑ることが多い危険な場所なのです。

ペットの腰や関節に負担がかかる

フローリングは滑りやすいため、ペットの腰や関節に負担がかかるという問題もあります。犬や猫が滑りやすいフローリングで歩くと踏ん張りがきかないので、身体を安定させて滑ることを防ぐために足を広げた姿勢になりがちです。

そのような姿勢を続けると腰や関節に余計な負担がかかってしまい、関節炎などにかかってしまうこともあります。症状が悪化すると、椎間板ヘルニアや股関節形成不全などに病状が進行する可能性もないとはいえません。また、滑ることでうまく走れず、ストレスがたまることも考えられます。

ペットの身体や心の健康を考えると、滑ることが多いフローリングの場合には滑り止め対策が必要です。

衛生面の問題

防水加工などの汚れがつきにくい加工がされていないフローリングの場合、犬や猫がこぼした餌や水、おしっこなどの汚れがしみこんでしまうことがあります。そのような状態が続くと衛生的に問題です。汚れた床をペットが舐めてしまうこともあり、ペットの健康に悪影響をおよぼす可能性もあるでしょう。

ペットのためのフローリング改善対策とは

フローリングはkペットにとってよくない影響があることがわかっていただけたと思います。それでは、どのような対策をとったらよいのでしょうか?ここでは、滑り止め対策など、ペットのためのフローリング改善対策をいくつかご紹介します。

ラグやカーペットを敷く

ラグやカーペットを室内に敷くことで、ペットが走り回っても滑りにくくなります。ラグやカーペットを買ってくればいいため、簡単にできるのでおすすめです。

しかし、汚れがつきやすいので、こまめに掃除や洗濯をする必要があるでしょう。犬や猫が滑ることは防げても、衛生面の問題は残ります。また、猫の場合は爪とぎをすることも多いので、猫を飼っている場合には破れやすい素材のものは避けた方がよいです。

ペット用の靴をつける

ペット用の靴をつけることで、滑りにくくなります。この方法も、犬用、猫用などペットにあった靴を買ってくるだけなので手軽です。

ただし、ペットによっては嫌がることもありますし、慣れるまで時間がかかることもあるでしょう。すべてのペットに対処できる方法ではないことに注意が必要です。

ペット用ワックス

ペット用ワックスをフローリングに塗ることで、滑り止め効果や防水効果を得られます。手軽に塗れるのですが、はがれやすいというデメリットもあります。そのため、定期的に塗り直す必要があり、それを手間と感じる人も多いかもしれません。

ペット用フロアコーティング

フローリングにペット用フロアコーティングを施すことで、滑り止めの効果が得られます。さらに、傷がつきにくくなる、汚れを拭き取りやすくなるなどのメリットも期待できます。

フロアコーティングにかかる費用はここまでご説明した方法よりも高額ですが、一度施工してしまえば長い期間塗り直す必要がありません。初期費用は高いものの効果が高く、しかも長く続くためおすすめです。

ペット用フローリング

フローリングをペット用のものに張り替える方法です。床が滑りにくい、傷がつきにくい、汚れを拭き取りやすいなどの効果が得られるでしょう。

ただし、床の張り替えを行うので工事が必要になり、費用はとても高額です。そこまで費用をかけられないという場合にはおすすめできません。

ペット用フロアコーティングがもっともおすすめである理由

ペット用フロアコーティングがペットのためにもっともおすすめの対策です。ここでは、なぜおすすめなのか、より詳しくペット用フロアコーティングのメリットについて解説します。

安全性が高い

ペット用フロアコーティングはペットが元気に走り回っても滑りにくいように、滑り止め効果があります。ペットが歩く際に踏ん張りがききやすく、転倒や身体への負担などを防ぐことが可能です。ペットが自由に走り回ったりジャンプをしたりしても、滑りにくい床ならしっかりと踏ん張って自由に過ごせます。

ペット用フロアコーティングには滑り止め効果があり安全性が高いため、犬や猫が元気に安全に過ごせるでしょう。

防水性に優れており部屋を清潔に保てる

ペット用フロアコーティングには滑り止め効果があるだけでなく、防水性が高いので部屋を清潔に保てることもメリットです。ペットが床に水をこぼしたりおしっこをしたりしても、さっと拭き取れて掃除がしやすくなっています。

ラグやカーペットの場合は汚れがしみこんでしまい清潔に保つことが難しいですが、ペット用フロアコーティングなら部屋を清潔に保つことが可能です。

耐久性に優れている

ペット用フロアコーティングを施すと、犬や猫が床をひっかいても傷がつきにくくなります。とくに、猫は爪をとぐため部屋が傷つきやすいでしょう。

しかし、ペット用フロアコーティングを施せばペットが部屋のなかを自由に走り回っても傷がつきにくく、フローリングを守ることが可能です。床が傷だらけにならず、部屋をきれいな状態に保てるでしょう。

ペット用フロアコーティングの種類

ペットのためのフロアコーティングには、いくつかの種類があります。ここでは、簡単にフロアコーティングの種類について解説します。

UVコーティング

UVコーティングはペットが滑りにくいため、ペット用のフロアコーティングとして人気が高い方法です。耐久性も20年程度と高いことが特徴です。

ガラスコーティング

ガラスコーティングはUVコーティングよりも耐久性が高く、30年程度とされています。ただし、UVコーティングより滑りやすいという特徴もあります。

まとめ

この記事では、なぜフローリングはペットにとってよくないのか、フローリングの滑り止め対策などについて解説しました。ペットを飼っている場合には、ペットが安全に、健康に過ごせるように、フローリングの状態はどうなっているかを確認してみるとよいでしょう。

ReBirth COATでは、ペット用のフロアコーティングの施工を行っています。耐久性や耐水性、滑り止め効果などが高いフロアコーティングを施すことで、ペットが過ごしやすくなるでしょう。ペット用フロアコーティングについて検討される場合には、当店にお気軽にご相談ください。