水回りコーティングとは、キッチンのシンクや洗面所、トイレなどにコーティングを施すことで撥水効果や抗菌効果などを得られるものです。水回りコーティングが本当に必要か悩む人も多いと思います。コーティングを行うかどうかを判断するためには、水回りコーティングとはどのようなものなのかを知る必要があるでしょう。
ここでは、水回りコーティングのメリット・デメリット、水回りコーティングの種類、コーティングをするのが向いているケースについて解説します。水回りコーティングが必要か悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
水回りコーティングは必要か?どんなメリットがある?
水回りコーティングは本当に必要かを検討するために、コーティングするメリットについてまとめました。
汚れや水垢がつきにくくなる
キッチンのシンクや洗面所、トイレなどにコーティングをすると、汚れがつきにくくなります。
水回りは毎日使うので、気がついたら水垢や汚れがたまってしまったということも多いでしょう。コーティングをすると撥水効果が得られるため、汚れが落ちやすくなります。強くこすったり洗剤を使ったりしなくてもサッと汚れが落ちるため、掃除がとても楽になるでしょう。
カビの発生を抑えられる
撥水効果があるコーティングを行うことで水が流れやすくなり、水はけがよくなることでカビの発生を抑えられるというメリットもあります。
もともと水回りはカビが発生しやすい場所なので、できるだけ水はけをよくしておく必要があります。コーティングをすれば水がサッと流れるようになり、カビが発生しにくい環境にしてあげることが可能です。また、防カビ効果があるコーティングなら、カビを防ぐ効果がより高まります。
水栓などの設備が長持ちするようになる
シンクや洗面所の水が流れる部分だけでなく、蛇口や水栓などの設備も長持ちするようになります。
水回りの設備に防傷効果があるコーティングを行うことで、傷がつきにくくなります。一度傷がつくとそこに汚れがたまりやすくなり設備の傷みがひどくなりますが、傷がつきにくくなれば設備が長持ちするでしょう。
水栓や蛇口を大事に使って長持ちさせたい場合は、コーティング加工をして保護するのもよい方法です。
水回りコーティングのデメリットとは?
水回りコーティングにはデメリットもあります。ここではデメリットをいくつかご紹介しますので、コーティングが必要か迷っている方は、メリットとあわせて確認してみてください。
効果をあまり感じられない
せっかくコーティングしたのに、あまり効果が感じられないということがあります。この場合は、すでにコーティングがされていた可能性もあるでしょう。すでに撥水加工や抗菌加工、防カビ加工が施されていた場合、その上からコーティングをしても効果が感じられないかもしれません。
そのため、水回りコーティングを行う前に、水回りの状態を確認しておくことをおすすめします。賃貸物件などに引っ越す場合には、管理会社や大家にコーティング加工の有無を確認するとよいでしょう。
効果がなくなってしまうのが早い
効果が長く継続せず、すぐに効果がなくなってしまったというケースもあります。コーティングの継続期間は、コーティングの種類によって変わるので施工する前に確認しましょう。長期間効果が継続するコーティングは費用が高額ですが、何度もコーティングを行うよりはコストを抑えられることもあります。
水回りコーティングの種類
水回りコーティングにはどのような種類があるのかをご説明します。効果が続く期間や費用がそれぞれ異なるため、どれがよいかを確認して選んでみてください。
シリコンコーティング
シリコンコーティングは、抗菌効果や防カビ効果が高いコーティングです。普段からカビが発生しやすく悩んでいる場合にはおすすめです。効果の持続期間は約3年と長いため、長く効果を得たい方にも適しているでしょう。
ただし、シリコンコーティングは見た目にもコーティングしたことがわかる仕上がりです。見た目を変えたくない場合には適さないのでご注意ください。
フッ素コーティング
フッ素コーティングは撥水効果や撥油効果が期待できるコーティングなので、水はけをよくしたい、カビを抑えたいという場合におすすめです。安価な価格で施工できるので費用を抑えたい場合にも適しています。また、加工してもあまり見た目が変わらないので、見た目を変えたくない場合にもおすすめです。
ただし、効果の継続期間は数ヶ月~2年程度と短いため、定期的に施工を行わなければなりません。また、熱に弱いのでキッチンのコンロ近くに施工するのは避けた方がよいでしょう。
ガラスコーティング
ガラスコーティングは撥水効果、抗菌効果、防傷効果、防汚効果などが優れたコーティングです。丈夫で熱にも強いためコンロの近くなどでも施工が可能です。効果の継続期間は約5年ととても長く、一度施工してしまえば長い期間効果が続きます。
ガラスコーティングのデメリットは、費用が高額なことくらいです。しかし、効果が高く長続きするため、それだけの価値があるといえるでしょう。
水回りコーティングが向いているケースとは?
ここでは、水回りコーティングが向いているケースについてご説明します。コーティングが必要かの判断が難しい場合には、参考にしてみてください。
水回りの水はけが悪くなってしまった場合
キッチンや洗面所を長く使っていて、水はけが悪くなってしまうこともあるでしょう。シンクがくもってしまった、水はけが悪くなりカビが生えやすくなったなどの場合には、コーティングをすることをおすすめします。水回りの水はけがよくなることで汚れがつきにくくなり、きれいな状態になるでしょう。
掃除に時間をかけられない場合
水回りを毎日使う場合は、気づいたら汚れがたまってしまします。しかし、仕事が忙しい、育児が大変などの理由で、掃除に時間をかけられない場合も多いと思います。
そのような場合には、水回りコーティング加工により撥水効果が得られるため水はけがよくなり、汚れがつきにくくなります。また、サッと拭けば汚れが取れるようになるため、掃除をしやすくなるでしょう。掃除に時間をかけられない場合にはコーティング加工をすることをおすすめします。
新居に引っ越した場合
新居に引っ越した場合、とくに新築の家の場合にも、水回りをコーティングすることをおすすめします。使う前にコーティング加工をしておけば、きれいな状態を保つことが可能です。新しくきれいな状態のシンクや洗面所、トイレに傷や汚れがつかないうちに、コーティングをして保護すればきれいに使い続けられます。
ただし、すでにコーティング加工されている場合もあるので、不動産会社や管理会社に確認してみてください。
まとめ
この記事では、水回りコーティングが必要かを判断するために、水回りコーティングのメリット・デメリット、コーティングの種類、コーティングが向いているケースについて解説しました。
ReBirth COATでは、水回りをきれいにし長持ちさせるコーティング加工を行っています。耐久性や耐熱性が高いガラスコーティングにも対応しており、FRPやステンレス、人工大理石など水回りに使用されるすべての素材に対応が可能です。水回りの汚れが気になっている場合や新築の場合などに、ぜひご相談ください。